完結御礼！ガンダム００Ｆ

ーと　言うわけで　今月発売されました
「月刊ガンダムエース」にて
機動戦士ガンダム００Ｆ　無事完結いたしました！
好評のうちに最終回をむかえられたのも
読者の皆さんの応援のおかげであります。
いつもながら感謝感謝でございます！(^^)。

現在　単行本最終巻「００４巻」の作業も進めておりますが
とくに雑誌連載を読んでいただいた方々に
「あのシーンが無かったこと」を少々・・・。

結局の所
「フォン・スパークが凄かった！」というしか無いのですが(^^;)
単行本を待って　まとめて楽しむことにしている人には
ネタバレにもなってしまいますので
ページを分けて書くことにしますね。

よろしければ　↓をクリックで♪
　
そうです！
ガンダムエース連載時には
ソレスタル・ビーイング崩壊エピソードの後
セカンドシーズンへのブリッジとして
「フェレシュテが太陽炉を変換するシーン」を
「予告編」的な感じで　描いていました。
ご存じのとおり　このページは単行本未収録になっています。

予定では　このシーンを　００Ｆの最終回に入れるつもりでした。

でも、今回掲載した最終回に　そのようなくだりはありません。

フォン・スパークは　ヴェーダのメインターミナルと共に
姿を消してしまったので　フェレシュテの太陽炉返還シーンには
立ち会わないことになってしまいました。


実のところ　最後の最後まで　このシーンに繋がるように
千葉さんも私も構成を進めていました。
でも、ふたりとも　同じ意見に行き着きました。

「フォン・スパークなら　こうする！」と。

良く聞く話ですが　作品がうまく転がっていくと
作者の手を離れて「キャラが自分で勝手に動き出していく・・・」。
まさに　そんな感じです。

フォン・スパーク自身が「自分で勝手に話を進めて行った」感じです。
特に　シャルを振り切ってフェレシュテを脱走してからは
彼の行動はどんどん加速していきました。
もう、千葉さんも私も　どうしようも無い。
私は　この架空のキャラに「恐怖」すら感じました。（大げさですが（笑））

さらに内輪の話を言うと　ラストシーンはもっと多くの結末を検討していました。
詳しくは言えませんが　とても明るいハッピーな物から
救いようのないダークな物まで　５つくらいは検討していました。
でも　この完結のストーリーは　フォンの選択です。
「オレは　こう生きる！」という話を　選ばされた・・、
それがこの結末です。

あ、さらに最終回の裏話を付け加えるなら
「フォン・スパーク最後の見開き」ページ、
あれも　描かずにはいられなかった見開きです（笑）。
本当は　その前のページの　横下の段にこの顔を描けば
問題なく　次のシャルのエピローグシーンに繋がるのですが、
「見開きアップ」にしないと　ダメなー　
「フォン・スパークにならない」気がして！　あのページになりました！
そのために　今回　３４ページで通常より２ページ多いです！
どうしてもこの２ページを描くために
編集部に無理にお願いして　ページを増やしてもらいました。
担当さんも　フォンの怖さを十分わかっていますからね（笑）。
読者にも編集部にも御礼の意味をこめて　この見開きも作画しています☆
（コンテの時より　１０倍くらい　鬼気迫る顔になってます(^^;)）


もちろん　この結末に私も千葉さんも満足しています。
これは　キャラ的にも設定的にも作画的にも十分な展開です。
感謝の気持ちでいっぱいです！
こんなすげぇキャラに出会えたのは　大収穫でした！
フォンの他にもみんな良いキャラ、かっこいいメカだったし、
いやぁ　ホント楽しかったです♪

　　　　　☆　☆　☆

さて、今後の外伝マンガの展開ですが
（なんかタイトルを見たことがある人は「気のせい」です（笑））
現在　ちゃくちゃくと準備を進めています。
読んでのお楽しみなんですが　ちょっとビックリするかも？（笑）。
また　新たなる気持ちで作品に取り組みたいと思っています。
来月は「予告編」で　実際のスタートは７月売りからです。

ひきつづき　ガンダムエース連載「ガンダム００外伝」マンガを
よろしくお願いします！！

（その前に「へれすて」のネタ　考えないと〜〜(^^;)）

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