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「惑星」の「冥王星」 [趣味:音楽鑑賞(笑)]

惑星が12個になるかも知れないというニュース。
「11番惑星」や「雷王星」とか呼ばれたら
面白いなとか思ってしまいました(笑)。

で、お恥ずかしい話 つい最近知ったのが
ホルスト作曲「惑星」に「冥王星」が付いた事。

「付け足した」って言う方があっているのかな?
ホルストが「惑星」を作曲したときは まだ冥王星が
発見されていなくて海王星までの組曲になっていたのが
2000年にコリン・マシューズが「冥王星」を作曲、
ラストを修正して 組み立て直したのです。
(素人なので詳しくはわからんけど、だいたいそんな感じのよう(笑))

 
で、「そりゃ、聞かねば!」とCDを購入。
ひとつは世界初録音(か?(笑) 2001年録音)の
マーク・エルダー指揮 ハレ管弦楽団 のモノ。
 
わりとしっかりした演奏で聞きやすい音でした。
この盤はSACD仕様なのでオリジナル(冥王星無し)と
アレンジ版(冥王星付き)が両方のバージョンで
二つの「惑星」を聞くことが出来るのが面白いです。
(ハイブリッドCD音源のほうは別トラックでオリジナル海王星が聞ける)
 
で、もうひとつは最新盤
かのベルリンフィル、サイモン・ラトル指揮のモノ。
 
斬新ですねー、ラトル!
なんか音がデジタルっぽいっていうか今風っていうか
カラフルで大胆でそれでいて繊細。
好き嫌いが別れそうですが 私はどっちかっていうと好きかも。
 

で! 肝心の「冥王星」なんですが・・・
今の正直な感想は 「あー、無くていいなー」(笑)。
オリジナルの「惑星」のラスト曲、「海王星」のそのエンディングで
神秘的な女性コーラスと共に無限の宇宙に吸い込まれていく感じで
終わっていく…、そんなホルストのロマンチックな感覚がステキだったのに
呼び戻されてドンチャンドンチャン騒がれて、ブツッ!と切れる、
なんか美しくないなぁって感じです。
 
 
まぁ、私の好みの感想なので興味を持たれた方は
先入観無く(ってコレを読んだ時点で先入観あるか(笑))
聞いてみるのも良いと思います。
何年かしたら「惑星 12惑星バージョン」ってのが
できるのかな?それはそれで楽しみだが(笑)

うん、でも やっぱ 冒頭の「火星」。かっこいいよね☆


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